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08月03日朝日新聞朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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中学入試特集

これで完璧!入試への備え

point2願書の作成・出願

ウェブ出願が増加中!

ウェブ出願は利点がいっぱい!出願期間を要確認

「近年増え始めているウェブ出願に対して、過剰に心配する必要はありません」

2019年度入試からウェブ出願を始めた世田谷学園の宝地戸通至先生は受験生の親に対し、そうアドバイスします。

「本校の場合、ほぼすべての入学希望者がスムーズに手続を済ませたというのが全体の印象です。パソコンだけでなく、スマホやタブレットからもアクセス可能。願書を学校の窓口に持っていかなくて済む、多額の現金を持ち歩く必要がないなど多くのメリットがあり、仕事や育児、受験生のサポートで忙しい保護者の負担を軽くするでしょう」

専用サイトが開設された後は基本的に24時間受付可能。入試前日まで申し込める学校が大半です。「本校の場合、2019年12月20日から入力することができ、受験票の発行は2020年1月10日から。2月1日午前に行う試験の出願は、1月31日の23時59分まで受け付けています。ただし、学校によってスケジュールは異なるので、入試要項の確認が欠かせません」

 一方、紙の願書提出が必要な学校も一部残っています。

「志望理由などは塾の先生にチェックしてもらった方が良いでしょう。その時間がとれない場合は、パートナーが読んでください」(三原先生)「提出用の紙にいきなり書くのではなく、まずはコピーした紙に記入した方が良いと思います」(和田先生)

気になる!1

「子どもの顔写真は?」
印刷した写真票に貼り付ければOK。写真票の写真はネット登録(アップロード)可能だが、以下のような条件がある。

  • 受験生のみが写り、正面を向いている
  • JPEG形式、またはPNG形式の画像データ
  • 画像サイズや、アップロードできるファイルのサイズに制限がある場合も。入試要項を要確認!

気になる!2

「学校によって違いは?」
多くの中学校が「miraicompass(三菱総研DCS株式会社が提供するインターネット出願サービス)を利用。そのため、手続の流れに大きな差はない。

【「miraicompass」の利用校(一部)】
<埼玉>開智、埼玉栄、栄東、西武文理、立教新座、など
<千葉>市川、芝浦工大柏、専修大松戸、東邦大東邦、など
<東京>青山学院、跡見学園、開成、海城、吉祥女子、香蘭女学校、駒場東邦、城北、巣鴨、など
<神奈川>浅野、栄光学園、サレジオ学院、聖光学院、フェリス女学院、山手学院、など

気になる!3

「手書きの願書を提出する学校もある?」
ウェブ出願の中学校が増えつつあるが、まだ手書きの願書を提出する学校もある。窓口での提出と郵送(あるいは両方可)に分かれるため、学校HPや『中学入試案内』(四谷大塚)で確認しておこう。

【出願方法が窓口・郵送の学校】
<窓口>桜蔭、筑波大駒場、女子学院、雙葉、など
<郵送>慶應湘南藤沢、慶應中等部、早稲田実業、慶應普通部、灘、ラ・サール、など

お話を聞いたのは

宝地戸 通至先生
世田谷学園中学校高等学校 広報部長

企画制作:朝日新聞社メディアビジネス局広告特集